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映画・演劇・本のレビュー
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ガセネッタ&(と)シモネッタ (文春文庫)
最初に読んだ米原万里さんの本があまりにも面白かったので、
もっと読みたくなって購入した本。わくわくしながら、読み始めました。

本のタイトルは、米原さんと米原さんの師匠が思いついたダジャレから来ているのですが、同時通訳者の方たちは仕事柄、言葉を扱っている上、頭の回転の速さが要求されるため、ついついダジャレも次々連発してしまうようです。
これは、売れているお笑い芸人さんの頭の回転の速さになんだか似ていますね。

内容は、同時通訳をしているなかでのエピソードが綴られており、
相変わらずの米原さんの豪快な書きっぷりに思わずニヤけてしまいました。
同時通訳は、即座に相手に分かるよう、正しいニュアンスで伝えることが大切なのですが、その国の諺や文化を背景にした話が出てくると大変苦労するようです。
「他人のふんどしで相撲を取る」なんていう日本の言い回しを、
米原さんはとっさに、
「他人のパンツでレスリングする」とロシア語で通訳してしまったそうな。
私はこのくだりを電車で読んでいたのですが、グフッ、と笑いが声に…。
周りの人々が怪訝な顔をしていたのは言うまでもありません。

また、近年の日本におけるグローバリゼーションの流れについて、
米原さんは批判的な部分もあると書かれていますが、
英語ではないロシア語通訳者としての考え方に、頷ける部分が多々ありました。
日本では「グローバリゼーション」や「国際化」という言葉の先には、
ほとんど「アメリカ」や「英語」の事象しかないような気がします。
本来ならば様々な国や様々な言語の事象が対象になってもよいはずなのに。
同時通訳の世界でも、英語以外の通訳者は英語はもとより、いくつもの言語を操ることができる人が多いけれど、英語通訳者は英語以外を操れる人が極端に少ないようなのです。
普段、あまり深く考えたことのない「グローバリゼーション」や「国際化」という言葉を正しく捉えて行動に移していければなあと思いました。

この本は、爆笑してしまうほど面白いだけでなく、
言葉の意味をもう一度よく考え直すよいきっかけとなりました。
Posted by paprikasoup
/ 22:21 / comments(2) / trackbacks(0)
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- / 22:21 / - / -
COMMENT
この本、面白いですね。
通訳者ってたいへんなんだなぁって、思いました。

いい感想を書かれているので、TBさせていただきました。
| honyomi-world | 2007/11/20 9:57 PM |
ありがとうございます。
honyomi-worldさんは、
たくさんの本を読まれているんですね。
参考にさせてもらいますね。
| paprikasoup | 2007/11/22 7:37 AM |









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